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てんかん
症状
てんかんは、大発作、部分発作、小発作、精神運動発作、点頭てんかん、レノックス症候群、などに分けられます。
大発作……意識がなくなったり、眼球が上に固定したり、四肢が硬くなって突っ張ってピクピクする症状の後、眠るのが特徴です。
部分発作……片手の手や顔から徐々に広がっていくけいれんです。脳腫瘍などの疑いもあります。
小発作……短時間意識を失う発作です。
精神運動発作……幻覚を起こし異常な行動を発作的に繰り返します。
点頭てんかん……ウエスト症候群と呼ばれ、大部分は乳幼児期に起こります。頭部や下半身を瞬間的に前屈し、同時に四肢も強く曲げます。数秒おいて何度も繰り返し、シリーズを形成します。
原因
脳の神経細胞の一部から異常な発作波の発射が起こり、それが脳内に広がるために起こる病気です。
診断・治療
脳波検査によって異常波を確認すれば、診断できます。
治療は、効果的な抗てんかん薬が多数あり、これらを併用して発作をコントロールします。長期にわたっての薬の服用が必要になりますので、医師の指示に従ってください。
予防
睡眠不足・過労・精神的緊張を避けて、規則正しい生活を心がけましょう。
てんかんの子供を、なるべく過保護にしないで、普通の子供と同じように接する事が大切です。
抗てんかん薬は医師の指示にをまもり、正しく服用してください。予防接種を受ける際は、医師に相談しましょう。