トップページ > 皮膚の異常 > 風疹・三日ばしか(ふうしん)

SponsoredLink

風疹・三日ばしか(ふうしん)

症状

潜伏期間は2~3週間で、はしかに似た症状があらわれます。発疹が出るまではほとんど症状はみられず、あれば、軽いかぜ程度の症状です。発疹が出る前に耳の後ろや首のリンパ節がはれるのが特徴です。発疹は耳の後ろから全身に広がり、消える頃にかゆみを伴います。発疹は2~3日で消え、熱も下がります。

原因

風疹ウイルスが原因で、患者の睡液が飛び散り感染します。春先~初夏に発生し、5~9歳の子供に多くみられます。感染しても、発病しないこともあり、発病していなくても一生免疫が得られます。

治療

特別な治療をしなくても2~3日で治ることがほとんどです。リンパ節のはれは、痛みが強かったり、はれが異常に大きくならなければ、心配することはないでしょう。心配なのは、妊娠初期の女性が風疹にかかった場合、先天異常や白内障、難聴、小頭症の赤ちゃんが生まれることがあります。これから赤ちゃんを産む女性で風疹の抗体をもっていない人は、ワクチンの接種を受けておくようにしてください。現在、幼児と中学2~3年生に風疹ワクチンが定期予防接種として実地されています。

健康支援サイトyou-can