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水痘・水ぼうそう(すいとう)

症状

小さな赤いつぶつぶの発疹から体や顔にあらわれ、半日くらいで強いかゆみのある水疱になり、その真ん中に水がたまってきます。大きさは小豆大でだんだん全身にひろがり、2~3日で水疱は乾いてかさぶたになります。腹部や胸を中心に次から次に出てきて、すべての発疹がかさぶたになるのに1週間ぐらいかかります。

原因

水疱ウイルスによる感染。かかりやすいのは1~4歳で、はしかと同様に伝染力が強いのが特徴です。
冬から春にかけて多く発生します。ほとんどのこどもが10歳頃までにかかります。

治療

安静が第一。熱があれば解熱剤を用います。発疹にはかゆみ止めの石灰酸亜鉛化軟膏や抗ヒスタミン剤、鎮痛剤を使い、引っかいて細菌感染を起こした場合は、抗生物質入りの軟膏を用いられます。

予後

水疱をかきむしって細菌に感染しないように、手はよく洗い、爪は短く切って清潔にしておくことが大切です。入浴はかさぶたがすべて乾燥するまで控えましょう。口の中に発疹ができて痛みがあるときは、のど越しの良いものを与え、発疹がすべてかさぶたになれば伝染力はなくなるので、通園や通学は可能になります。

予防

伝染力の強いウイルスなので、発疹がすべてかさぶたになるまでは、学校保健法によって通園・通学を禁じられています。

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