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手足口病(てあしくちびょう)

症状

手、足、口に発疹ができる病気で春~初秋にかけて流行ります。1~6歳の子供にかかりやすいです。
潜伏期間は2~7日、口の中に小さな水疱ができる(痛がります)と同時に、手のひらや足の裏に(ひざやお尻にもできることが多いようです)赤いぶつぶつの丘疹ができ、その先端に水疱ができるものも混在します。1週間程で、あとを残さず、消えます。熱がでることもありますが、38度前後で、1~3日みられる程度です。

原因

コクサッキーA群ウイルスやエンテロウイルスなど、いくつかのウイルスの感染によって起こる病気です。
喉の睡液や分泌物による飛沫感染、水疱や便から感染することもあります。

治療・予後

この種のウイルスに効く薬はまだ開発されていないので、対症療法を行います。
口の中に水疱ができた場合は、食べ物を口の中へ入れるとしみるので、のどごしの良いものを与えてください。一般に予後は良い病気で、1週間くらいで自然に治ります。
便にウイルスがいることもあるので、オムツの取り扱いには十分注意してください。

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