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猩紅熱(しょうこうねつ)
症状
潜伏期間は2~5日。高い熱が出て24時間ぐらいで発疹が出現します。発疹は針の頭ほどの小さな鮮紅色を呈しめしていますが、出始めから3日ぐらいをピークにして、そのあとはしだいに色あせ、1週間ぐらいで熱も下がり、発疹も消えます。解熱する頃から、指先などの皮膚の皮がむける、落屑がみられます。
発疹は、かゆみを伴うことが多く、全身に広がりますが、首や脇の下、鼠けい部、太ももの内側など、しわの多いところがひどいのが特徴です。
原因
溶連菌がのどに入ることで、発症する感染力が強い、法定伝染病に指定されている病気です。
治療・予後
溶連菌に有効なペニシリンなどの抗生物質を服用すると2~3日で熱が下がりますが、合併症を防ぐために10日~2週間ぐらいはそのままの飲み続けることが大切です。
医師の指示に従ってください。
高熱のときは安静を保ち、症状が治まったあとに血尿やむくみなど、気になる症状があらわれたときは、直ちに医師の診断を受けましょう。