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下垂体性こびと症(かすいたいせいこびとしょう)

症状

たいていは幼児期の発育は正常で、成長期に入ってからの身長の伸びが低いことで気付くものです。下垂体から分泌される身長ホルモンの量が少なく、身長が正常に伸びない病気です。
筋肉や骨の発達にも遅れがみられ、肥満や低血糖、多尿などがあらわれることがあります。さらに、性的な成長にも障害をきたす例が多く、二次性徴がなかったり遅れたりします。

原因

大半は原因不明で、体質や逆子、仮死分娩などが疑われています。また、一部は何らかの病気から二次的に発生し、頭蓋咽頭腫や松果体腫、下垂体腺腫などが原因です。

診断・治療

身長の伸びをみるほか、骨年齢の測定や、血中の成長ホルモン量の測定をします。
遺伝子工学の応用から、ヒト成長ホルモンを大量に生産することが可能になり、この注射を続けることで、身長の伸びをかなり回復させることができます。
早い時期に、治療を開始するほど、効果が高いようです。また、食物からのたんぱく摂取を増やすことも大事です。

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